トラブルに巻き込まれたり、難しい問題が立ちはだかったとき・・・胃が痛くなるくらい悩んだり、
もう私には無理!
もうあきらめよう・・・
とすぐに決めてしまうことはありませんか?それはちょっと早いかもしれません。
麻野耕司氏をご存じですか?企業の経営改革や人材育成等の組織人事コンサルティング事業を行っている株式会社リンクアンドモチベーションの取締役をされていた方です。2019年に退任されて2020年に株式会社ナレッジワークを創業されました。
麻野氏がおっしゃるには、『無理』という諦めは過去の自分の経験がそうさせるのだそうです。そういう時に心がけているのは一度自分から切り離して考えること。例えば孫正義さんやスティーブジョブスだったらどうするか・・・と。
孫正義さんやスティーブジョブスの例えは大きすぎますね(笑)
営業なら尊敬している営業の方を思い浮かべて、
あの人ならこんな時どうするだろう
って考えてみる。経営者なら見習いたい経営者の方ならどう行動するかをイメージするのはいいかもしれませんね。
トラブルって、そもそも経験したことがないことがほとんどなので、経験のない自分の頭で考えても最適な考えが浮かばないのは当然なのかもしれません。麻野氏は『悩んではいけない』ともおっしゃっています。
『考えない』という意味ではない
そうですよ。
『悩む』とは、『答えなんかない』と諦めて、ただただ心配し過ぎて心をすり減らすこと。『考える』とは、必ず答えがあると信じて模索することだとおっしゃっていました。なるほど・・・
基本的には、トラブルに巻き込まれないほうがいいとは思うのですが、このトラブルの経験が
将来、自分や同じようなトラブルを抱える誰かを助ける貴重な経験になる
と思えば、真摯に受け止めて解決に向かって全力で取り組む覚悟もできそうです!
あとは経験豊かな方と日頃から信頼関係を作っていくことも大切かなと思います。イメージできなければ、直接聞いてみるのもいいかもしれません。今までの経験上、『無理』だと思ってしまいそうなことでもこれらの考え方を駆使していけば、光が見えてくるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。