ボクシングの元世界チャンピオン畑山隆則さんと対談する機会があり、事前に色々調べていると、もともとは野球少年で、あの青森山田高校にスポーツ推薦で入学、しかし入部後すぐに先輩ともめてやめてしまって、16歳で上京。ボクシングの道へ・・・
とありました。
うちの子も野球をしていたのでとても聞いてみたいことがあります。
『得意だった野球から、ボクシングに転向して練習方法とか減量とか全然違うと思いますが、つらくなかったですか?』
その答えは・・・
『それが、不思議とつらくなかったんですよ。
世界チャンピオンになる!
って決めていましたから。』
『ボクサーってね、
世界チャンピオンにならないと、どこまで行ってもただの元ボクサーなんです。世界チャンピオンになって初めて元世界チャンピオンって言ってもらえる。どちらかしかないんですよ。
だから世界チャンピオンを目指すしかないんです。』
目指すものが明確だったからつらくなかったとおっしゃっていました。
仕事がつらい、勉強がつらい、ダイエットがつらい・・・日頃逃げだしたくなりそうなことってたくさんありますよね。畑山さんの話を聞いているとつらいと思ってしまうのは、その内容ではなく、
自分の中で目標や目的に対しての覚悟を定め切れていないこと
が原因ではではないかと思いました。
覚悟を定めていれば、つらい事もきっと目標や目的を達成するための
『過程』
になるのかもしれませんね。私ももう一度、目標や目的に対してしっかり覚悟を定めるいい機会をいただけたと思いました。皆さんもつらいときは考えてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。