割れ窓理論

これは、アメリカの犯罪学者ジェームズ・ウィルソンと、ジョージ・ケリングが発案した、環境犯罪学上の理論だそうです。(世の中には色々な理論がありますね。) どういうことかというと、

建物の窓が割れているのを放置すると、誰も注意を払ってないと思われて、やがて他の窓もすべて壊される

という考え方です。

その後、ニューヨーク市長となったジュリアーニ氏はこの『割れ窓理論』を元に、徹底的に街の落書きなどの軽微な犯罪を取り締まった結果、凶悪犯罪の数も激減させたの だそうです。アメリカらしいですね。

実は、この理論はビジネスにも活用されていて、ディズニーランドはパーク内の些細 な傷や破損個所はすぐにペンキの塗り直しや修繕を行い、従業員だけでなく、来客のマナーも向上させています。他にも、スティーブ・ジョブズがアップルに戻ってきたときも真っ先に手を付けたのが社内環境を徹底的に変えることだったそうです。

確かに賃貸マンション等もそうですよね。ゴミステーションに大きな引っ越し荷物などが放置されていると、後日見に来た時にはどこから持ち込まれたのか分からないような家電製品も捨てられていたり・・・どんどん大型ごみが捨てられていきます。

心理学的にも当てはまるそうです。身だしなみや言葉遣いが悪く、自分自身に気をつかっていない人は、他人からも大切に思われない可能性が高いそうです。自己評価が低い人もそう。『どうせ私は・・・だと思われている』とか『だから私は・・・できない』 などが口癖の人も要注意だそうですよ。

逆に考えれば

自分をもっと大切に思って、見た目も内面も磨く努力をしていれば、周りも自分のことを大切にしてくれるということ

ですよね!見た目も内面もキレイになって周りから大切にされれば、いいことばかり起こりそうです♪

色々なところで使えそうな『割れ窓理論』、皆様も試してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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