重要事項説明書や契約書を作成するときに、私はいつもこれを見ながら作成しています。(毎回です!)
宅建協会に入会すると注文できるのですが、今回は4月に大きな民法の改正などがあったため、改訂に時間がかかっているようでなかなか届きませんでした。
どんなにキャリアを積んでも、物件はほとんど初めてのものばかり。同じ物件を扱うときも、以前購入された時の書類は参考程度に見ることはありますが、そのまま丸写しはしません。なぜかというと、法律や条例は
いつ変わるかわからないから
です。そして以前作成された方の重要事項説明書が
正しいとは限らない
からです。それは大手だから安心というわけではありません。担当の人はキャリアのある方でも、実際に調査したり入力するのはあまり慣れていない部下がしていることもあるのです。
長くこのお仕事をさせていただいているので他社の若い方から重要事項説明書の書き方を尋ねられることもあるのですが、私も慣れてさらっと流してはいけないと思って、この本を使いながら毎回考えて書いています。お持ちでない方はこういう本が1冊でも社内にあるといいと思いますよ。自分で調べると身につきます。
基本的な内容は大体網羅していると思いますが、それ以外の
特殊内容については自分で作文しなければいけません。
この本を見ていると、普通のビジネス文書の言い回しとはちょっと違う・・・法律のからむ書類っぽい言い回し等が自然に身につくと思います。この本がボロボロになるくらい契約書や重要事項説明書を作成する機会があればいいなーと思います^^