生前贈与のご相談

3週間前に、お母様の家を自分名義にしたいと娘さんからご相談がありました。

数年前にお父様が他界され、お母様がご自宅を相続しています。いずれ、施設に入るかもしれないので、そのときの費用に充てられるよう、お家の売却がスムーズにできるように娘さんの名義にしたいというご相談でした。

実際に施設に入ることが決まってから・・・と考えていると、その時には認知症になっている可能性も高く、不動産の売却ができなくなります。いいタイミングでのご相談でした。

普通に贈与だけの手続きをすると贈与税がかかりますので

【相続時精算課税】

という制度を使って、贈与を受けるように司法書士の先生に手続きを依頼しました。

相続時精算課税とは、贈与税はかからない代わりに、実際に相続が発生したときに相続財産として計算して相続税を支払う仕組みです。ほかの資産状況を確認すると今回は、相続税もかからない金額になりそうなので、実際には贈与税も相続税もかからなくてすみそうです。

今日は、その説明とお母様ご本人の意思確認で先生と訪問させていただきました。

ご売却でもご購入でもないので私の仕事の範囲ではないのですが、初回面談の時は同席させていただきました。先生の説明のなどは聞いていて勉強になりますし、お客様もいきなり知らない先生がやってくるよりは、私とつながりのある先生として会っていただくほうが安心。聞きなれない法律用語が出てくると、私がわかるように説明したりするようにします。

今回の場合、相続税・贈与税はかからなくて済みそうですが、いったん贈与として受け取ると、不動産取得税はかかります。もし、初めの相続(お父様がお亡くなりになったとき)に娘さんに相続していたら不動産取得税もかからずに済んだのですが・・・。

ご家族がお亡くなりになったときは葬儀や遺品整理、遺産分割協議などでバタバタしていて、なかなか先のことを見据えた判断ができないことが多いのですが、一般的に定年といわれる頃になったら一度元気なうちに、資産状況や今後の生活、もしもの時にどうしたいかなどご家族でお話合いされるのがいいと思います。

私でよろしければ、ご相談ください。複雑な内容でしたら信頼できる詳しい方へおつなぎいたしますのでご安心ください。

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