A型、B型と聞くと血液型の話かなって思うのではないでしょうか。
今回は、血液型の話ではありません。(ちなみに私の血液型はO型です♪)
これからの教育の話です。私たち昭和の人たちはほぼA型の学習をしてきました。A型というのは、『関が原の戦いはいつですか?』と言われて『1600 年』と答えるよう な、1つの問題に対して正しい答えが1つの学習です。(知識習得型)
暗記がメインの詰込み型といわれるインプット中心の学習と評価の仕方です。なので、 試験問題も3択や4択のマークシートのテストなどもありましたね。
しかし、1996 年あたりからインターネットが普及しだして、ヤフーやグーグルをはじめとする検索サイトが身近になり、誰もが頭で覚えていなくても、いつでもどこで も情報を簡単に入手できるようになりました。
情報そのものを知っていることより、
数多くの情報をどのように選び読み解き、人に伝えられるかという能力が必要
になってきました。
そこでB型学習の登場です。(発見・活用型)
最近の子供たちのテストには記述問題がたくさんあるようです。 たとえば『アマガエルの子を育てる水槽に陸地(水面より大きな石)を入れる理由をアマ ガエルの成長の特徴を交えて答えなさい』という問題。
模範解答は、『アマガエルは両生類なので子の時はエラ呼吸のため水中で過ごしますが、親になると肺呼吸になるので主に陸で過ごすため陸地が必要です。』という感じ。
私たちの仕事も同じようなことが言えると思いませんか?不動産屋さんに聞かなくても査定できるサイトがありますし、不動産用語も検索すればすぐに出てきます。 私たちが宅建などの試験勉強で必死になって覚えた内容は、すでにお客様も知っている可能性があるということですね。最近のお客様は本当によくご存知です!
これからは、伝え方や不動産の知識はもちろんの事、それ以外の自分だけの
『強み』
を身につけないといけないな~なんて考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。