不安の正体

『きみのお金は誰のため』『お金の不安という幻想』という本のベストセラー作家の田内学(たうちまなぶ)氏をご存じですか?ゴールドマンサックス証券株式会社に16年間勤められた方で、金利トレーダーをされていました。金融の世界で活躍されていた田内氏が最近、世の中に広がっている【お金の不安】について語られていました。

近頃、

『老後が危ない』『今のままでは足りない』

と恐怖心をあおる情報があふれていて、その裏側には【不安】をビジネスの道具にして何かを売ろうとしているマーケティング的な要素も含まれるとおっしゃっています。他人のビジネスのために自分の心をすり減らすのはもったいないと。人にはそもそも【ある】より【ない】に注目する癖があるそうです。

確かにそうかも・・・。周りの人が投資を始めたと聞くと、出遅れた気持ちで不安になったり、投資を始めたら始めたで、日々の数字を見て一喜一憂して下がればまた不安がわいてきて・・・と、きりがないかもしれません。

田内氏は『お金を捨てよう』ではなく、

『他の選択肢もある』

とおっしゃっています。本やYouTubeなどで成功談が目立っていますが、実際にはやはり運の要素もあるので楽して稼げるとは思わないでほしいとおっしゃっています。

それより【不安】という気持ちを解消することが大切で、そのためには、誰かのために

【貢献】する

ことが将来の安心へつながり、

人との関わり(信頼関係)

を持つことが、老後や将来の本当の安定につながっていくとおっしゃっています。

私も、これは実感しています。事業をしていると毎年波がありますし、将来への不安も確かにあるのですが、目の前の人に喜んでもらうために行動する時間や、誰かに必要とされているという感覚は、将来の漠然とした不安を感じさせなくしているような気がします。田内氏も【貯めこむ(持っている)】ことで得られる静的な安心感ではなく、

社会とつながり、【経済を循環させ続ける(動いている)】ことの中にこそ、真の安心がある

とおっしゃっています。

私事ですが、一人暮らしをしている82歳の実母も当初は、お金や今後の生活に対する不安を口にしていました。でも、最近おはぎを作ってご近所の方に届けたりしているようで、逆にご近所の方からお庭で作ったお野菜やお花をいただいたり、公民館での健康体操に誘われて行くようになってから、不安なことを口にしなくなりました。田内氏のおっしゃることはこういうことなのかな。自宅にいるだけでなく、

【人がいる居場所】を作ること

も不安を減らすには必要なことなのだなと感じています。私も安心です^^♪ 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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