ルーツを知るには・・・

今日は今月契約予定の物件の

地歴調査

に来ています。地歴調査というのは、文字通りその土地のルーツを知るための調査です。一般的な重要事項説明書の中には、地歴を記入する欄はないのですが、アスファルトで固められたような駐車場などは特に注意が必要だと思っています。見た目は平らで、境界も確定していたら

キレイな土地で問題ない♬

と、思ってしまいそうですが、不動産仲介歴の長い方にお聞きすると、そういう

キレイな土地のほうが注意が必要!

ってよく言われていました。

建物を建築するために土地をご購入後、アスファルトをめくると産業廃棄物が出てきたり、以前建っていた建物の杭が残っていたり、土壌汚染の可能性も・・・。

いずれもそれらの撤去には費用がかかります。そういう可能性がないかどうかを調べるためにルーツをたどっていきます。

今回は大阪市内の物件なので、大阪市役所の横にある中央図書館へ・・・

実はわたし、この建物が大好き!レトロで中に入るだけでちょっと賢くなった気分になれます(笑)中はこんな感じ。

映画に出てくるお城の中みたい^^ 木製階段のきしむ音やパンプスで歩いた時のコツコツ鳴る音がなんだか素敵なんです!

この中に古い住宅地図を置いてあるお部屋があるんです。

昭和35年くらいから最近のものまで

数年おきに保存されています。昭和30年代のものは

文字が手書き

なんですよ!作成に携わっていた人たちは、気が遠くなる作業だったと思います。縮尺もおそらく合っていなくて、町名が変わっていたりして探すのが大変ですが、見つけたときはちょっと嬉しい♬

地図の撮影は禁止ですが、図書館のプリンターで有料ですがコピーさせていただきます。

ここ、昔畑だったんだーとか、このあたりはまだ道がなかったんだーとか、面白い発見もあります!

誰でも見に行けます

ので、ご自宅の土地のルーツを知りたい方は図書館で調べてみてくださいね。

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