この言葉、最近耳にするようになりました。
メジャーリーグで大活躍のダルビッシュ投手が、シーズン開幕前に自身のSNSで
『スプリーム』
という新しい変化球を公表しました。右に曲がりながら落ちる球なのですが、映像だけでなく、ボールの回転数などかなり具体的に・・・。
この球種以外にもいろいろ公開しています。ボールの握り方とか・・・野球少年たちが見たら目がキラキラして夢であふれるだろうな・・・。もちろん他の投手に真似されることも想定内。カメラの技術も発達し、客観的なデータが見えるようになったことで言語化ができるようになったそうです。
『すべての球がすべての投手に投げられるようになるのが僕の夢』
と、ダルビッシュ投手は語っています。自分が苦労して手に入れた変化球。普通なら誰にも教えたくないっていう人が多いのではないでしょうか。
私が大好きな箱根駅伝で有名な青山学院大学陸上競技部の原監督も実践されています。青学が初優勝した年にチームの強化のためのメソッドを公開しました。走りに特化した体幹トレーニングです。長距離をケガしないで走り続ける練習が可能になるそうです。最近他のチームのレベルが上がったと思っていましたが、これが陸上界の底上げになっているようです。原監督によると、
『陸上界は楽しい。マラソン、5,000m、10,000m、トラック競技、記録がどんどん伸びている。回りまわって青山学院に優秀な人材が入ってきたことは、結果として私がやってきたことは間違いじゃなかった』
これは今後ビジネスにも広がっていきそうな気がします。自分だけ・・・自分の会社だけうまくいけばいい・・・ではなく、その業界の底上げ。それは技術であったり、知識であったり、モラルであったり。人や会社がいろいろな業界へ参入しやすくなったからこそ、その業界自体が良くなってほしいですね。私もオープンシェアを心掛けます♪
最後までお読みいただきありがとうございました。