東京大学出身、現在イェール大学助教授で経済学者の成田悠輔氏が、先日、あるテレビ番組で、夫婦円満の秘訣を聞かれて、
『ある、ノーベル賞学者が言っていたのですが・・・』
と、前置きしたうえで、
『配偶者より幸せになってはいけない・・・どちらかの方が相手より幸せだと相手に思われた瞬間に夫婦関係にヒビが入る』
とおっしゃったんです。なるほどな~と思いましたが、ちょっとするどい発言だと感じたので、もともとの発信源のノーベル賞学者のことも知りたくなり、調べてみました。
その方はアメリカの経済学者、アルビン・ロス氏でした。ロス氏は様々なデータを基に幸せになれる秘訣について語っていました。
『最も大切なのは、協力関係や長続きする関係を築くことである。長期的関係を犠牲にして目先の利益を得ても、その場限りで関係は途絶え、幸せは逃げていくだろう。私が日ごろ努めているのは、周りの人たちが幸せにやっているかどうか、気を配ること。人間関係が順風満帆に運ぶよう気遣い、みんなが幸せで、うまくやれるよう心がけることである。』
腑に落ちました。人生後半戦に入って、特にそういう『心がけ』って大切だな・・・と感じています。人間関係がうまくいっていて幸せそうな人のところには同じような人が引き寄せられているような気がします。ロス氏が言うように、気を配る『心がけ』がお互いにできているんだと思います。
夫婦関係についても同じで、自分だけでなく相手の幸せのことにも気を配らないといけないとロス氏は言います。どちらかが不幸だと思っている夫婦は離婚率が上がるようです。きっと、成田氏はこのことを『配偶者より幸せになってはいけない』と表現したのでしょう。ちなみに夫のほうが幸せだと感じている夫婦のほうが、妻のほうが幸せだと感じている夫婦より離婚率が高いというデータもあるようです。ドキッとした人は、今日から心掛けていきましょう!
まだ間に合います(笑)
これは職場でも家庭でも友人関係でも言えることだと思います。自分だけ調子に乗っていないか、辛そうにしている人はいないか、周りを見渡すいい機会だなと思います。
私も家庭や職場などでみんなが機嫌よく過ごせるよう、心がけていきたいな~と思います!みなさんもできることからぜひ、試してみてはいかがでしょうか^^
最後までお読みいただきありがとうございました。