うっちゃる

【うっちゃり】というのは、相撲の決まり手の一つです。劣勢の状態の土壇場で、体勢を逆転させて勝つ技ですが、【うっちゃる】というのは、放っておく、捨てる・・という意味です。もともとは平安時代の【うちやる】が変化した言葉だと言われています。

今年購入した本の中で、面白くて一気読みした中の1冊、

『居場所』(著者:大﨑洋)

の最初のページに書かれている言葉です。この本にはこの言葉が何回も出てきます。

著者の大﨑洋氏は、吉本興業ホールディングスの取締役(元社長・元会長)で、ダウンタウンのマネージャーだった人です。決して恵まれた環境だったわけでもなく、頭のいいエリートではなかったようで、ご自身のことはいつも【アホ】と書いています。そんな大﨑氏がどのようにして会長になったのか、どんなふうに芸人さんたちと関わってきたのかがエピソードを交えて書いてありました。

最近ストレスによる体調不良が増えていると聞きます。人間関係によるものが多いようですが、この本では、

友達は作ろうとしなくてもいい

競争しようとしない

目的地を決めようとしない

・・・などが、書かれてあり、私に最も刺さったのは

白黒はっきりさせようとしない

限界までがんばろうとしない

の内容でした。私は仕事上、きちんと調べて正しくはっきりお伝えしないといけないことが多いせいなのか、プライベートやお客様とのやり取りでもつい、白黒はっきりさせたくなることがあります。

誤解されていたら、きちんと説明してすぐに誤解を解きたい

こちらの気持ちもわかってもらいたい

熱く語りすぎてお互いヒートアップ・・・

結局、もともとそこまで深い関係ではない人に、白黒つけてしまうことで、決別してしまったこと・・・確かにありました。かなりのストレスでした。大﨑氏は対処法の一つに、

気楽に考えて、何も考えずにうっちゃっておく

と書かれていました。あきらめるというのではなく、状況や相手のほうが勝手に変わっていくことって案外あるんですよね・・・と。

一生を通じて『どこの瞬間を切り取ってもいい人』は存在しないし、『すべての瞬間で悪人』もいない、確かにそうですね。こちらの心に余裕がないときは特に、決めつけるほうが楽なのかもしれません。これからは急いで白黒つけないで、お互いグレーゾーンの落としどころを探すようにして、それでもだめならうっちゃってみようと思います。うっちゃることは

人間関係でストレスを抱えないための技の一つ

かもしれませんね^^

最後までお読みいただきありがとうございました。

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