メジャーリーグで二刀流(投手としても打者としてもハイレベル)を続ける大谷翔平選手はタイムマネジメント能力が高いと周囲の人に評価されています。
2015 年、オールスターの初戦に先発登板した夜、テレビ番組に生出演。番組終了後、出演のお礼に番組スタッフが食事をするお店を予約しようとしたところ、
『お店は予約していただかなくて大丈夫ですよ。僕はフジテレビの社食に行きたいです。社食に行きましょう。』
その10 分後、大谷選手は社員にまじりながら美味しそうに牛丼を食べていたそうです。食事が終わり、社屋を出るときに『社食で大丈夫でしたか?』と聞くと、
『大丈夫ですよ、会社の社食に興味がありましたし、お店へ向かう 移動時間の事を考えると社食で十分ですよ。時間がもったいないので』 と、笑顔で答えたそうです。
時間に関するエピソードはこれだけではありません。
日本ハム時代、大谷選手の投手コーチを務め、5年間共に過ごした黒木知宏氏は大谷選手のことを
『自由時間はすべ て自らを高めるために使っている』
と、おっしゃっています。若いのにすごいですね。
結果を出すすごい選手や、仕事のできるトップセールスの方を見たとき、ついついその恵まれた身体だからできるんだ!もともと売れる才能があるから売れるんだ!と、その人を自分とは違う特別な人として見てしまいがちですが、その能力発揮の裏にはほんの少しの意識の差があるように思えてきます。
気がついたら 12 月の予定は忘年会でビッシリ。とか、二日酔いや睡眠不足で、次の日の午前中は仕事にならないとか・・・そんな方にはちょっと耳の痛い話ですね(笑)
私もついつい目の前の楽しそうなことに飛びついて時間を使ってしまいます。
まったくそういうことがないのも面白くない気もしますが、いつも忙しく感じている方や、結果を出したい方は、ちょっと大谷選手をイメージして
『大谷選手ならどうするかな』と考えてみるのもいいかもしれませんね。 私も年末、『忙しい』が口癖になる前に時間の使い方を見直してみようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。